2015年1月14日 発売
【収録曲】
01.運命
02.きゅーと研究会
03.カルチャークラブ
04.少年
05.FRIENDS
06.光の涙
07.COSMOS
08.告白ジャム
09.ピカピカ
10.AURORA
11.おとぎ話みたいねと笑ってばかりの君が
2000年結成のロックバンド、おとぎ話による2年ぶり(2014年時)通算7枚目のアルバム。
毎回甘酸っぱく、ドリーミーで聴いてる間は青春を呼び起こしてくれるおとぎ話。
今作もそれは崩れることなく名盤です。
タワレコの紹介では今までのおとぎ話とは違う直球のロックな作品ですみたいなことを書かれていたが、そんなことは僕はないと思う。
確かに1.2曲目は結構直球のロックなアレンジに近いと思うが曲を追うごとにやはりおとぎ話が持つ世界観に連れて行かれ聴き終ったあとは、甘酢っぽく青春でああやっぱりおとぎ話らしい作品だと思う。
結成して今年で15年。
これぐらいのキャリアのあるバンドだと大抵は初期の頃から作風が変わったり、詞に変化が見られたり、メンバーチェンジがあったりすることはよく見られることだが、おとぎ話はぶれずにずっとある種一貫したテーマを歌っているし表現していると思う。
変化していくことももちろん大事で勇気がいることで挑戦だったり、より高みを目指すためだったり、実験をするためだったり、年齢とともに気持ちや考えが変わっていくためだが、ずっとぶれずにそのままのスタイルを貫いていくということの方が僕は正直難しいと思っている。
作詞曲を手掛けている有馬さんはずっと高校生の時で時間が止まっていて、ずっとその感覚で生きているんだと勝手に思っている。
10曲目の9分を超える長尺の曲「AURORA」は聴いているとどこかふわふわと浮遊している感じがして起きているのに眠っていい夢をみているようなそんな感覚がする。
そして最後の「おとぎ話みたいねと笑ってばかりの君が」ではこれぞおとぎ話といわんばかりの青春で少し切ない曲で締めくくられている。
全体を通してやっぱりこの作品はおとぎ話の中でも上位にくる名盤だと思う。
おとぎ話というバンドはやっぱりいいバンドだなと思う、これからも、還暦すぎても甘酸っぱい青春ソングを作ってそしてLIVEで歌って欲しい。
おとぎ話 "きゅーと研究会" (Official Music Video)
おとぎ話 "COSMOS" (Official Music Video)
おとぎ話 - COSMOS @ りんご音楽祭2012.秋
【GUSH!】 #97 おとぎ話 インタビュー <by SPACE SHOWER MUSIC>
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